手術費用に関して
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副鼻腔炎の治療法には投薬と手術があります。
手術を必要とするケースは、副鼻腔炎が慢性化してしまい、ポリープができている場合や粘膜が病的状態になっている場合です。
旧来の手術は「そこにある病的粘膜を除去する」ことに主眼をおかれていました。
いわゆる「蓄膿症の手術」です。
口の中から歯ぐきを切って、鼻の中や周りの骨を削るという手術です。
この手術では、骨ごと粘膜を除去してしまうので、術後の空洞に「粘膜機能」がない状態になります。
骨やふつうの粘膜は血行が良いため、術中出血が多くなります。
また頬の骨を削るので、術後数日間は顔が腫れ上がってしまいます。
出血が多い分、止血するためにガーゼ詰めをしなくてはなりませんが、詰めているだけでも痛みが強く、ガーゼを抜くとなると、かなりの苦痛です。
抜去時の出血も多めになります。
粘膜が再生するのには長期間かかります。
その間は、「空洞」に自浄機能がないので、汚れが付きやすく、放っておけば感染も起こしやすい状態になります。
ですから頻繁に清掃処置を続ける必要があります。
最近では、この「根こぞぎ」の手術から、悪いところだけを除去する内視鏡下副鼻腔手術へ変更きているようです。
根こそぎして全ての粘膜を採るのではなく、機能の期待できる粘膜を残すようにするので、術後の粘膜再生や自浄機能の回復が短くなります。
細かい作業なので手術時間が長くなりやすく、時間が長い分、出血も多くなりがちです。
「マイクロデブリッダー」という特殊な器具を用いて病的粘膜だけを急速に切除する方法もあります。
きつい圧迫止血が不要なので、軟らかい止血剤ですみます。
挿入中もガーゼより負担が軽く、抜去時の痛みや出血も軽くてすみます。
また、顔が腫れるようなこともありません。
しかし、外来かつ局所麻酔のため、処理可能範囲に限界があります。
広範囲の手術が望ましい場合には、病院での入院手術になるようです。
手術の費用は切除する範囲によって、また入院期間によって大きく異なります。
6万円から30万円ほどかかるようです。
「高額療養費制度」というものがあるので、よく調べてから手術に望むべきでしょう。
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